幼稚園はこどもたちの興味や関心を大切にし、友だちとの触れあいを十分経験する広場。生涯にわたる心身の発達の基礎を培うところです。
現在、家庭や地域の中に幼児が力いっぱい遊べる場所が少なくなり、友だちと触れあう機会が少なくなっています。幼稚園では、幼児の発達に必要な様々な環境が用意されており、こどもたちは思いっきり遊ぶことができます。
幼稚園では友だちとかかわりの中から、社会生活の基礎を身につけていくことができます。幼児はいろいろな遊びの中で、楽しさ、喜び、充実感を、また葛藤や挫折感なども味わいながら、大好きな友だちとも一緒に大きく育っていくのです。
現在、幼児が家庭で小動物や植物などにふれる機会がだんだんと少なくなっています。幼稚園では動物や植物などと生活をともにすることによって、親しみをもってかかわることができます。こどもたちはそこで、やさしさやいたわりの気持ちをはぐくみ、心ゆたかに育っていきます。
幼稚園での生活は遊びだけではありません。衣服の着脱、かたづけ、食事といった生活習慣、社会のルールや生活の仕方などを学びとっていきます。こどもたちはいろいろな場面を通して、みんながここちよく生活するにはどうしたらよいかを考えられるようになります。
幼稚園の保育料等を軽減する制度として、「園児保護者補助金」と「幼稚園就園奨励費補助」があります。
各ご家庭の収入状況に応じて、ケースによっては保育料の全額が補助されます。
各市により金額や支給時期が異なりますので、詳しくは各園、または各市担当課へお問い合わせください。
なお、平成26年度より多子世帯の教育費負担軽減のため就園奨励費が拡充されました。
小学校3年生以下の兄弟姉妹を対象として、第二子は保育料の約半額、第三子以降はほぼ全額相当の補助金が、収入に関わりなく支給されます。